知財研セミナー
「AI時代における知財分野の人材育成」
一般財団法人知的財産研究教育財団では、国内外の知財情勢に精通している方をお招きし、知的財産に係る制度運用の動向や注目判決等を皆様にご紹介する活動を行っております。このたび、3名の講師をお招きし、「」を共通テーマとして、各講師よりそれぞれ20分間のご講演をいただいた後、1時間程度のディスカッションを行います。皆様、奮ってご参加ください。
開催概要
| 日 時 | 2026年4月23日(木)13:30-16:00 (質疑応答含む) | ||
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| 講 演 (50音順) |
「AIと人でシナジーを生む業務マネジメント」 講師:荒木 充 氏 「知財AIオーケストレーション ― エージェントの奏者から、エージェントを束ねる指揮者へ」 講師:熊巳 創 氏 「知財部門の未来図~キヤノンのAI活用と人材開発の方向性~」 講師:八木 栄一郎 氏 |
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| 開催手段 | Zoom(オンラインセミナー形式) | ||
| 定 員 | 90名 (先着順) | ||
| 参加費 | 賛助会員:無料 一般:4,000円 知的財産管理技能士会会員:3,200円 【賛助会員の参加費について】 令和8年度の知財研セミナーから、賛助会員は無料でご参加いただけます(無料参加の回数制限なし)。 ・知的財産研究所の賛助会員制度 (セミナーの参加料金・無料招待券の箇所は修正作業中) |
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| 質問受付 | 本セミナーでは事前質問は受け付けておりません。 ※セミナー当日に質問の時間を設けます(質問内容によっては、回答出来ない場合があることをご了承ください)。 |
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概要・略歴(50音順、当日の講演順は未定です)
「AIと人でシナジーを生む業務マネジメント」
AI活用が急務と叫ばれる中、企業の知財マネージャーとしての悩みは深い。生成AI活用で遅れは許されないという焦りもあるが、それよりもよっぽど考えさせられてしまうのは、「結局、人の仕事は何なのか」の方である。企業現場におけるAI活用ではプロンプトをどうするかもあるが、AIと人で如何にシナジー効果を出すかがより本質的課題となる。大量データの検索など教師データが明確な領域での仕事ではAIは大きな効果を発揮し、活用は必須である。一方、非言語情報の読み取りや組織内ベクトル合わせ、共感・信頼関係の醸成など、人ならではの強みがないとできない仕事は多々あって依然重要である。実際に事業活動の現場にいると、暗黙知が支えている競争力が勝負所になっていることが少なくない事を感じる。AIと人の役割分担や相乗効果の設計が今後の競争力の鍵であり、若手育成に於いては現場で汗かく業務経験から「勘」が働く力を伸ばすことが不可欠となる。
荒木 充(Araki Mitsuru)氏
株式会社ブリヂストン 知的財産部門 部門長
【略歴】
入社駆け出しから20年間はタイヤ設計に従事。欧・米・中での計8年の海外駐在含め、ひとつの会社で設計・市場調査・開発企画・品質保証・知財と広くあれこれ経験。内閣府での知財投資検討会及び、特許庁での知財経営検討会の委員。IPL推進協議会の発起人・幹事。
「知財AIオーケストレーション ― エージェントの奏者から、エージェントを束ねる指揮者へ」
生成AIの急速な進化により、知財実務はAIをツールとして使う段階から、複数のAIエージェントを組み合わせ指揮するオーケストレーションの段階へと移行しつつある。本講演ではこのオーケストレーションの考え方を軸に、知財部員がエージェント指揮者へ転換するための実践的アプローチを紹介する。
前半では、指示設計をオーケストレーションとして構成し、専門処理をサブエージェントに委譲するワークフローの設計手法を解説する。中間処理(拒絶理由応答)やFTO調査を題材に、汎用LLMの使い分けも含めた具体的な活用事例を示す。後半では、GitHub Copilotのコード参照機能を活用したコーディングの実装手法を取り上げ、知財部員が自ら業務自動化ツールを構築するプロセスを提示する。いずれも明日の業務から試せる実務直結の内容を目指す。
熊巳 創(Kumami Hajime)氏
オムロン株式会社 技術・知財本部 知的財産センタ 知財専門職
【略歴】
大阪大学大学院 情報科学研究科 博士課程在籍
知財実務経験20年超。企業IT、特許事務所、企業知財部、R&Dを経て現職。IPランドスケープの推進、知財戦略委員会の設立・運営、生成AI推進などの実績を持つ。コンピュータサイエンスの成果を知財実務に融合させる「知財サイエンス」を提唱し、データ分析と科学的手法による知財情報分析の高度化に取り組む。『知財管理』『IPジャーナル』『研究開発リーダー』等に論文・記事を執筆。
「知財部門の未来図~キヤノンのAI活用と人材開発の方向性~」
生成AIの登場は、企業知財の役割や業務を刷新する圧力であると同時に、経営貢献を拡張する好機でもある。鍵となるのは、AIの能力を最大限に活かし、スピードと品質を高めるための業務変革と、判断・交渉・戦略機能を強化するための組織変革である。
本講演では、まずキヤノン知財部門のAI活用に関する考え方や取組みを紹介する。そして、経営貢献のために企業知財部門はどのように役割を変化・進化させていくべきか、その役割を達成できる組織体制や人材開発に関し、パネルディスカッションに繋がる課題やアイデアを示す。
八木 栄一郎(Yagi Eiichiro)氏
キヤノン株式会社 知的財産法務本部 知的財産第一技術センター 所長
【略歴】
1998年 立命館大学理工学部機械工学科卒業後、キヤノン株式会社に入社、知的財産法務本部に配属。特許技術者として、プリンティング分野、イメージング分野の出願権利化や特許クリアランス、侵害訴訟対応などに約12年間従事。
その後、約4年間にわたり、欧州の販売統括会社であるキヤノンヨーロッパのIPチームにて、欧州拠点の知的財産活動支援、キヤノンの欧州特許取得支援などを行う。
帰任後は、マネージャーとしてイメージング分野や国際標準などの特許ポートフォリオマネジメントを担当し、現在はキヤノンのイメージング事業、メディカル事業、インダストリアル事業の知的財産マネジメントを統括。
2024年度より日本知的財産協会(JIPA)の常務理事。
申込
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【受講に際しての注意事項等】
- 本セミナーはインターネットを介したライブ配信となります。 予期しないインターネット環境の乱れが発生した場合、途中中断の可能性がございます。予めご了承ください。その場合は講師のご承諾を得られた場合に限り、後日、中断時点からオンラインセミナー開催もしくは録画配信を検討いたします。(※参加費の返却はございません。)
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【申込】
上記の【受講に際しての注意事項等】をご確認いただいたうえ、下記のボタンをクリックし、申込フォームに必要事項を入力の上、送信してください。
申込締切:2026年4月22日(水)17:00
【申込後の流れ】
- 1.請求書(有料参加者のみ)
- 請求書はメールでお送りします。
振込手数料は申込者の負担でお願いいたします。 銀行発行の「ご利用明細票」等をもって代金の領収書に代えさせていただきます。 - 2.参加URLの送付
- 2026年4月20日(月)にお送りします。
- 3.資料データの送付
- 2026年4月22日(水)17時以降、開催前までにお送りします。
【キャンセルについて】
キャンセルの場合は2026年4月22日(水)17時までにご連絡ください。
有料参加者の場合、それ以降のキャンセルについては参加費を請求します。
代理出席は不可です。
一般財団法人知的財産研究教育財団 知的財産研究所
セミナー事務局
E-mail:
電話:03-5281-5672(土日祝祭日をのぞく10:00 - 17:00)
