開催済み 研究成果報告会・セミナー

2012年6月8日
知的財産セミナー
  特許庁委託 平成23年度産業財産権専門家派遣 研究成果報告会の御案内

一般財団法人知的財産研究所では、特許庁から委託を受けた産業財産権研究推進事業の一環として、大学等の産業財産権分野の専門家を、海外の研究機関等に派遣して、産業財産権の保護や活用に関する研究を行わせ、今後の大学等の産業財産権活動、産学連携の更なる促進に向けた人的基盤を整備する産業財産権専門家派遣事業を実施しています。

この度、昨年4月より約11か月程度、米国の研究機関に派遣した研究者が派遣期間を終えて3月に帰国いたしました。つきましては、派遣研究者の研究成果の発表及び参加者の方々との意見交換を行う場を設けるために、次のとおり研究成果報告会を開催いたしますので、御案内申し上げます。

日 時 平成24年6月8日(金)16:00-17:00
(15:30受付開始・開場 これ以前には入場できない場合があります。)
会 場 学士会館2階210
〒101-8459  東京都千代田区神田錦町3-28  電話:(03) 3292-5936(代)
   ■東京メトロ半蔵門線・都営地下鉄三田線・新宿線「神保町」駅下車 A9出口から徒歩1分
   ■東京メトロ東西線「竹橋」駅下車 3a出口から徒歩5分又は
    (パレスサイドビル地下1階を通って東側出口から徒歩3分)
参加費 無料
定 員 100名 (先着順)
プログラム
15:30 受付開始
16:00 開会・主催者挨拶
16:05-17:00 『米国商標法における混同概念の拡張について』
小嶋崇弘 産業財産権専門家派遣研究員
17:00 閉会

※報告は、発表50分、質疑応答10分の予定です。

申込方法 受付終了いたしました。
申込締切り 平成24年6月7日(木)
※定員に達し次第受付を締め切り、以降のお申込みはキャンセル待ちとさせていただきます。
問合せ先 一般財団法人知的財産研究所 岩井(いわい)
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町三丁目11番地 精興竹橋共同ビル5階
Tel:03-5281-5672;   Fax:03-5281-5676;

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『米国商標法における混同概念の拡張について』
小嶋崇弘 産業財産権専門家派遣研究員
【報告概要】

近時、商標に付着する財産的価値の高まりや、検索エンジン等のインターネット技術の発達に伴い、従来見られなかった態様で商標が使用されるようになっている(例えば、メタタグや検索連動型広告など)。このような環境の変化を受けて、出所識別機能を保護することにより、商品の購買時の混同を防止するという商標法の伝統的な枠組みが揺らぎ始めている。その一例として、需要者が商品を購入する時点で混同が生じていないにもかかわらず、商品購入時の前後に需要者又は一般公衆に生じる混同を捉えて侵害を肯定するという考え方が現れている(「購買後の混同」及び「購買前の混同」)。この研究では、裁判例及び学説の蓄積がある米国商標法における議論を参照することにより、我が国商標法(及び不正競争防止法)において、「購買後の混同」及び「購買前の混同」という新たな混同類型に基づいて混同概念を時的に拡張することの是非を検討する。

【派遣先研究機関及び派遣期間】

インディアナ大学・ブルーミントン校・マウラー・ロースクール(Indiana University - Bloomington, Maurer School of Law)(米国・ブルーミントン)
平成23年4月26日~平成24年3月14日

【報告者紹介】

北海道大学大学院法学研究科助教

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